2012年04月09日 12:35
彼ならできるだろう、この人ならうまくやれるだろうという「だろう運転」ができるのは、ごく一部のエリートだけです。少なくともそういうエリートは弊社のような中堅・中小企業には存在しません。だからあなたが中堅・中小企業の管理職なら、甘い期待は即刻…
大阪維新の会は次期衆院選で300〜400人の候補者を擁立し、200人程度を当選させたいとしている。国政に出て「大阪維新の会」は何をするのか。幕末維新に坂本龍馬がまとめた新国家構想「船中八策」にちなんで命名された「維新八策」について見てみた…
日本経済新聞4月2日付朝刊に「世界の低所得者 開拓」「40億人 将来の成長市場」という見出しの記事が掲載された。途上国の低所得者層を対象にしたビジネスが広がり、日本企業もこの新しい市場に参入し始めたという内容だ。
東京都は東日本大地震の被災地で物的・人的に復興支援を継続して行ってきた。被災地に派遣された職員のレポートには、被害の実態とともに、新聞やテレビが伝えない「首都公務員」としての責任と使命感がつづられている。
東京マラソンに出場し、人生初のフルマラソンを完走した。最後の数キロで脚が棒になり一気にラップが遅くなったが、6時間40分29秒でゴール。フルマラソン初挑戦で初完走は賭けだったけれども、できると信じて挑んだ。
前回の本連載「苦境の電機大手、日本はいま『人材の端境期』」で、私は「どの経営者もくたびれ切っていて、『国外で地歩を固める』という意欲はあまり期待できそうにない」と述べた。このことを間接的に立証するようなニュースが先ごろ報じられたので、それ…
家族や職を失い、仮設住宅などで不自由な暮らしを強いられながら、以前とは似ても似つかぬ姿のふるさとを眺め続ける。——そんな被災者に対し、「さあ、もう震災から1年経つのですから、前を向いて歩き出しましょう!」とは、とても言えない。第一、そんな…
世界のモノ作りにおける分業の中心はこのアジアにある。そのアジアの分業構造の中に日本がうまく食い込めば、実はグローバル化の展開は日本企業にとって大きなチャンスでもあるのだ。
サービス業全盛の時代にあって大切になるのは、「サービス品質を均一化する」ということです。ここで注目していただきたいのは「均一化」であって「向上」ではないことです。いつ、だれが、どのお客様になにを売ろうと、常に同じサービスを同じように提供す…
メディアは震災以来、原発災害に見舞われた福島をカタカナの「フクシマ」で報じた。しかし農家の人たち、いや県民全員が再び「福島」に戻りたいと願っている。その気持ちを強く持ちながら、一歩、また一歩と踏み出している。
2011年の貿易収支はじつに31年ぶりに赤字転落した。ニュースでは主な理由として、円高や東日本大震災で製造業のサプライチェーンが崩壊したために輸出が急減したこと、原発事故後に液化天然ガスの輸入が急増したことだと解説した。
東京電力が1月17日付で発表した一律値上げについて、東電、原子力損害賠償支援機構、経済産業相に対し、東京都は緊急アピールを行った。東電は値上げの根拠にしている燃料費増加の内訳を示さない。これでは値上げに応じられない。
過去の災害経験から、東日本大震災では早い段階から「心のケア」の重要性が強調されてきた。しかし、行うほうに悪意はないとはいえ、安易な「心のケア」の押しつけが逆に心の傷を深くしてしまう場合もある。